ネコと家族とカメラの日記

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ぷら小屋

先月の旅行時に、ヘビがカエルを捕食するのを目撃した。
ちょうど露天風呂に入っているときだったのでカメラ撮影は不可能だった。

朝食後、レイトチェックアウトにしていたこともあり、時間的に余裕があったので室内露天に入ってマッタリしていたときにそれは起こった。

Panasonic DC-S5+Lumix S20-60mm/3.5-5.6

目前にある細長い池の端から、トノサマガエルがスゴい勢いで泳いできたのだ。
娘はまだトノサマガエルを見たことがなかったはずだ。
カエルを見せてやろうと部屋から娘を呼んで見せたところ、立派なトノサマガエルに非常に喜んでいた。
そこに嫁さんも遅れてやってきた。

「え?あれってウナギじゃない?」

は?何処をどう見たらカエルがウナギに見えるん?
ウナギという嫁さんの指先を確認すると、驚いたことに1mほどもあるヘビがカエルを追いかけてきていたのだ。

ヘビの頭部の周囲には赤い斑点が確認出来たのでヤマカガシと思われる。
カエルはヘビから逃げて池を右往左往してたのだった。

カエルは我々に近い岩場の影に隠れてジッとしている。
その周囲をヤマガカシが行ったり来たり泳ぎながら探しているようだ。
娘はカエルに逃げて逃げてと大騒ぎだ。

直にヘビは池の向こうへと消えていった。
カエルはまだジッと岩陰に隠れたままだ。
娘と嫁さんはカエルが逃げ切れたことに安心して、「良かったねえ」と言いながら風呂から出て行ったのだが、その後暫くしたらヘビはまたこちらに戻ってきた。
その光景を見ながら本当にヘビは執念深いのだなあと考えさせられた。

ヘビはそのまま私の方へす~っと寄ってきて、カエルの隠れている岩の30cmすぐ横に顔を出した。
舌をチロチロ出しながら体の動きを止めて何かを思案しているように見える。
カエルもジッとしたまま動かない。

あれ?ヘビはカエルに気づいていないのか?と思った瞬間、ヘビはカエルに横っ飛びで食いついて、頭を振り回しながら池に飛び込んだ。
カエルは食いつかれたまま池の中で白い腹を見せている。
ヘビはカエルを咥えたまま悠々と対岸に向かって泳いで行き、その後茂みの中へと消えていった。

風呂から出た後に、事の顛末を嫁さんにだけ伝えた。
非常に驚いていたが、お湯をかけるなどしてカエルを助けることは出来なかったのかと小言を聞かされた。
まあ、私は自然の摂理に任せようと考えていたし、逆に自分の行為でカエルの捕食が早まったりしたら余計に後味が悪いし。
何よりガードゼロの全裸なので、ヤマカガシへの至近での攻撃はかなり本気で躊躇するのだ。
色々言うなら、自分が全裸でやってみなさい。

とりあえず娘にはそのことは黙っていた。
旅の帰途中に娘から「カエルさん、本当に良かったねえ」としみじみ言われたとき、心がギュウ~っと締め付けられる懺悔の思いが頭をもたげた。

ああ・・・、カエルさん、ごめんなさい(泣)。

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